明治神宮|銘菓「呉竹」
東京都,  渋谷区

明治神宮と銘菓「呉竹」

JR原宿駅西口から代々木駅近くまで広がる明治神宮。東京ドーム15個分という広大なこの神社は、すべて見て回ろうとすると一日かかってしまうことも。
この記事では、明治神宮の名所と、歩き疲れた時に食べたい和菓子をご紹介します。

※記事内の情報は2022年11月時点の情報です。最新情報は神社・店舗のwebサイト等からご確認ください。

明治神宮の見どころ

まずは、明治神宮の個人的な見どころをご紹介します。

フォレストテラス明治神宮「アクセス」ページより引用

人気のパワースポットも。「明治神宮御苑」

最初に紹介するのが明治神宮御苑。大鳥居の奥の正参道に御苑の入り口「北門」があります。
明治神宮御苑は、休息所「隔雲亭」を中心に、鯉や鮒が暮らす池、菖蒲園やツツジが楽しめる広大な里山庭園です。

明治御苑
秋の菖蒲田
明治神宮御苑隔雲亭
隔雲亭

筆者が訪れた11月は紅葉が見ごろでしたが、菖蒲やつつじ、睡蓮の花が見ごろの春夏に訪れるのもよさそうですね。
なお、入園に際しては、庭園の維持協力金として500円かかります。

入苑時間3月~10月:9:00~16:30
※うち6月:8:00~17:00
11月~2月:9:00~16:00
御苑維持協力金(入苑料)500円

「清正井(きよまさのいど)」で運気アップ!

菖蒲園の奥に、江戸名井の一つ「清正井」があります。
江戸初期に加藤家の庭園だったことから加藤清正が掘ったという言い伝えがあり、清正にあやかって運気を上げるパワースポットとして人気の名所です。

清正井

水の透明感はこの写真で見る以上。パワーをもらえるというのもわかる気がします。
ぜひ実際に訪れて、澄んだ水に触れてみてください。

展示物だけでなく建物も必見「明治神宮ミュージアム」

続いて紹介するのが敷地内のミュージアム。
原宿駅側、南参道の途中に入り口があります。

明治神宮ミュージアム

明治神宮収蔵の、明治天皇・昭憲皇太后ゆかりの御物を紹介するミュージアム。
御物の展示だけでなく、明治神宮の日常風景や四季の自然の移り変わりを紹介するスペースもあり、神社でのお仕事などに興味がある方も楽しめる展示です。
また館内の雰囲気も、明治神宮の森を凝縮したような静謐な空気がとても心地よいです。時間を忘れて過ごしてしまいそうなミュージアムも、ぜひ立ち寄ってみてください。

休館日毎週木曜日(祝日の場合は開館)
その他展示入れ替え期間も休館
開館時間10:00~16:30(最終入館時間16:00)
入館料一般:1,000円
高校生以下:900円
小学生未満:無料
団体(20名以上):900円

日本一の初詣参拝者数を支える「大鳥居・参道」

南北の参道が交わるところに、明治神宮の大鳥居(二の鳥居)があります。
高さ12m、幅17.1mの明神鳥居(上の横柱が上に向かって反った、装飾多めの鳥居)で、木造の明神鳥居としては日本最大のものです。

参道の大鳥居

明治神宮は、毎年初詣での参拝者数が報道に使われるほどの人出があります。
その人数をささえられるほどの広い参道と大きな鳥居のスケール感を、ぜひ体感してください。

モダンな紋のデザインに注目「外拝殿・南神門」

一般的な神社では本殿や拝殿にお参りしますが、明治神宮は拝殿が内拝殿と外拝殿(げはいでん)に分かれ、参拝するのは外拝殿になります。

明治神宮本殿

外拝殿の手前左側の楠はご神木の「夫婦楠」で、縁結び・夫婦円満・家内安全の御利益があるパワースポットです。大きな一本の木に見えますが、近づくと実は2本が並んで立っているのが分かります。

外拝殿前の広場を囲む建物は、精緻な作りながらどこかモダンなすっきりした意匠が施されています。

明治神宮のデザイン

皇室の紋である菊花紋章をはじめとして、植物の家紋が目立ちます。よくある龍や鳥などの豪華な意匠もいいですが、こんなシンプルなデザインも空気が引き締まるようで良いですね。

一番注目してほしいのは、広大な森の自然

ここまで、いくつかの見どころを紹介してきましたが、明治神宮に詣でた時に一番注目してほしいのは、やはり広大な森の自然です。各参道や御苑で楽しめる四季こそが、この神社の一番の見どころだと思います。

筆者が訪れた晩秋は、各所の紅葉が見頃でした。

明治神宮をお参りしたらこのお菓子

広大な明治神宮は見どころを巡るだけで歩き疲れてしまいます。
そこで、敷地内で休憩がてら食べてほしい和菓子をご紹介します。

レストランよよぎの「お抹茶と明治神宮銘菓呉竹」

南参道の途中、明治神宮ミュージアムより少し奥まった場所に、レストラン付きの休憩所「フォレストテラス明治神宮」があります。

フォレストテラス明治神宮

こちらのレストラン「よよぎ」では、明治神宮銘菓「呉竹」をお抹茶と一緒にいただくことができました。

お抹茶と銘菓呉竹

銘菓「呉竹」は竹の節をかたどったお饅頭です。由来は昭憲皇太后の詠まれた歌のようです。竹のようにまっすぐで素直な心を持ってほしいと願った歌とのこと。
皇太后の歌は、明治神宮の神楽にも取り入れられています。

お菓子の「呉竹」の中身は白あん。少し硬めの食感で、お抹茶と合わせていただくのにちょうど良い甘さでした。

呉竹

レストランよよぎは、ちょっとした休憩からあらたまった会食まで利用できる落ち着いたレストラン。
和洋様々なメニューを取り揃えていますので、お詣り後の食事にもぜひ活用してほしいです。もっとカジュアルに食事を楽しみたい方には、フォレストテラス内のフードコートや屋外に屋台がでていることもあるようです。お好みのスタイルで食事を楽しんでください。

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